湿潤療法でキズを最も早く治す!唯一にして最善の方法

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その辺りの薬局で買えるグッズがめちゃくちゃ充実してきたので、それをうまく使う知識さえあれば、もはやキズは自宅で治療できます。外科に行くとトータルで1万円ぐらいかかる治療も、薬局で手に入るキズケアグッズを使えば手軽にできちゃいます。

湿潤療法

湿潤療法、ということばを聞いたことはありますか?その昔、キズは消毒して乾燥、かさぶたが取れれば治癒、というプロセスだったのですが、もっと痛くなく、さらに3倍くらい治りが早い方法があります。また、この方法は最新の医学では常識になりつつあります。

傷は乾かさない

皮膚が破れてキズができると、傷口からは血やら何やらいろいろ液体が出てきます。これはもちろんムダに出てきているわけではないのです。この分泌液は、できたキズを癒すための、最高の栄養剤であり治療薬なのです。この分泌液を最大限に利用することがキズをきれいに早く治す秘訣です。分泌液で常にキズを湿潤状態に保つ療法なので湿潤療法といいます。しかもやりかたコツさえつかめばとても簡単です。その具体的な方法について、見ていきましょう。

必要なもの

  • きれいな水(水道水でOK)
  • 清潔なガーゼ、ティッシュ(ご自宅にあるもの)
  • アクリノール消毒液(薬局で購入可)
  • ハイドロコロイド絆創膏(薬局で購入可)
  • 防水フィルム(薬局で購入可)

傷ができてすぐの場合〜6時間以内:湿潤療法

  1. キズをきれいな水でしっかり洗う。この時、細菌しっかり洗い落とさないと、ケアをしても化膿して痛みが出るだけでなく、治りも遅くなり跡も残りやすくなります。
  2. キズの周りの水分、キズから出てきた液体をきれいなガーゼ、ティッシュなどで拭き取る
  3. キズから出る液体は多すぎると絆創膏を貼った時に密閉出来ないので、傷口が濡れない程度、少し湿った程度になるまで待つ。その間、傷口の液体をキレイなガーゼやティッシュでつど拭き取る
  4. キズから出る液体がほぼ出なくなってきたら、アクリノール液をたっぷりかけて消毒する。
  5. キレイなティッシュで軽く傷口を拭き、消毒液を拭き取る傷口の周りも絆創膏がよく貼り付くよう水分、湿気を残さないように拭く
  6. 傷口よりも3回りほど大きめのハイドロコロイド絆創膏をしっかり貼り付け、傷口を密閉する。
  7. 貼り付けた絆創膏の上から手をあてて絆創膏をあたため、傷口とその周りに絆創膏を密着させる。この密着が甘いと、絆創膏の隙間から細菌が入ってきてキズの状態が悪化するので、完全防水を目指して完璧に密着させる。
  8. できればその上から防水フィルムを貼って、絆創膏を防護する。
  9. 絆創膏で傷口を密閉できている間は、そのまま最大3〜5日ほどは交換の必要はありません。うまく処置できれば、5日以内にはキレイに治っているはずです。
  10. 端が剥がれてきたり、傷口の液体が絆創膏から漏れ出てくるなど、絆創膏でキズを密閉できなくなったら絆創膏を交換します。交換は手順1.からもう一度同じ手順で行います。

傷ができて6時間以上経った場合

細菌感染、化膿していなければ先ほどと同じ湿潤療法が使えます。消毒はアクリノール液でしっかり行い、傷口をとにかく清潔にしてください。

細菌に感染している、もしくは化膿している場合、湿潤療法は使えません。アクリノール液で消毒して化膿止めの軟膏を塗って、従来通り、ガーゼ生地のついたふつうの絆創膏を貼り付けます。絆創膏は帰宅後と寝る前に貼り替えます。

細菌感染しているかどうかの見分け方

以下のような状態なら、細菌感染していると言えます。

  • 化膿している
  • キズの周りが赤くなっている
  • キズがをもっている、またはズキズキ痛む
  • キズができて1時間以上洗わずに放置した
  • 消毒後、6時間以上放置した場合

これらの場合は消毒しても細菌がキズの中に食い込んでいるため、殺菌が十分にできず、湿潤療法ができません。もし細菌感染している状態で湿潤療法を行うと密閉した絆創膏の中で細菌が増え絆創膏内が白血球vs細菌の戦場になるため、キズの状態が悪化する可能性が高いです。細菌に感染した傷の場合は前述の通り、殺菌剤や抗生剤の入った化膿止め軟膏を塗って、ガーゼなどで気長に治療するしかありません。なので、キズができたらすぐに処置しましょう。早ければ早いほど治りもいいです。

BB1100

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