世界一の極ウマカップラーメン:和ラー・知られざる日本の裏グルメ
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カップラーメンの種類・質において日本の右、もしくは上に位置する国はありません。日本が間違いなく世界最高峰です。それが自慢できるかどうかは別として。
そんな日本で永らく君臨してきたカップラーメンの帝王。そうですね、間違いなく。カップヌードルby日清食品ですね。あのうまさは別カテゴリー。あらゆる料理の枠外にあり、「インスタントラーメン」という独自の世界観を形成し、そこでの頂点を極めてしまいました。
そのカップヌードルをしてこの平成後期〜令和に、最強の刺客が現れました。和ラーbyサンヨー食品です。このふざけた名前のカップラーメン、名は体を表しません。
まぁカップラーメンに御託はいりませんので画像でどうぞ。
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ダシの風味、麺のコクと歯ごたえ。ため息が出るほどに洗練された舌触りと香りがもたらす、たった100円そこそこで買えちゃうシアワセ。箸にカラみつく麺と、その麺が連れてくる旨味とアブラの絶妙のコンビネーション。鶏の香りをふんだんに取り込んだ具材が、噛みしめるごとに淫らにギュッと旨味を口の中に撒き散らします。
日本で一番うまいカップラーメンってことは、世界で一番ってことです。で、話はここで終わりません。コイツには第2幕があるのです。カップラーメンを食べたあとのほんのりとした罪悪感と、ちょっとした満たされない感。これをがっちり埋めるのが第2幕です。和ラーはもはやコース料理なのです。
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その後、またレンジで30秒〜1分ほど温めてから混ぜ返すと…
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なんとなんと本格派のおじやになります。タマゴもまるまる入っているので栄養価も高く、こう言っては何ですがもとのカップラーメンよりもよっぽど「マジな料理感」があります。食べる直前に海苔をパラパラっとふりかけるとそれはもう、ただの鍋の旨味が凝集したプレミアム味覚、これがカップラーメンであったことを完全に忘れてしまうウマさです。この芸当は、カップヌードルをはじめ、他のカップラーメンには残念ながらできません。和ラーだけができる、商品そのまま食べたあとにうまいおまけがついてくる、そしてそれがなんならラーメン本体をも凌ぐウマさという皮肉。それほどまでに奥深いラーメンが、和ラーなのです。
でもあんまりどこででも売っていません。ローソンでたまに、関西のトライアルならまあまあ、関東ならOKスーパーでしょうか。いままで「ふーん」とスルーしてきたあなたと「ラーメンとして」しか見ていなかったあなた。今すぐ買って今夜小腹がすいたらぜひ試してみてください。「これなら380円まで出せるな」とヨメにつぶやき「微妙な額だね」と返り討ちに合うこと請け合いのバリューです。
ちなみに、こちらの味もおすすめです。
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