カルロス・ゴーンの大脱走!飛行機で鬼ごっこするな。

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ゴーンが日本の検察の目をかいくぐり、国外に脱走しました!これはすごいことです。出し抜かれた入国管理局、検察はゴーンからしっぺ返しを食った形に。出国は関空から、プライベートジェット楽器ケースに隠れて搭乗し、逃げたということですが、詳細は明らかになっていないし、これからも明らかにされることはないかもしれません。ちなみにトルコのプライベートジェット会社関係者は7人逮捕。良好な日本とトルコの関係に気を使ったと思われる。パスポートも担当弁護士に預けているということから、偽造はさすがにないにしてもどこかの政府(レバノン?フランス?)が追加で発行したものを使った、もしくはパスポート無しでの渡航=脱走を行った可能性もありますので、こういった(政府や超金持ちによる)スーパーパワーが介在しているケースは、30年ぐらい経たないと、真実は表には出てこないことがほとんどです。まぁ今回ゴーンを匿った勢力がいつかゴーンを売ろうとすれば、ボロボロ情報は出てくると思いますが。ちなみにゴーンが逃げた先のレバノンはフランスとズブズブです。

ゴーンは悪いやつなのか?…恐ろしくずる賢いビジネスマンであったと思います。自国民は切れない、日産のリストラは日本人社長じゃ無理、という日本企業の弱点を突き、コストカッターとして名を馳せた挙句にその地位にあぐらをかき、不正蓄財での容疑は枚挙に暇がありません。

莫大な所得を少なく見せかけて税金を逃れる「脱税」、プライベートな費用を会社(日産)に出させる「背任」「横領」などです。また、法人税のかからない海外(タックスヘブン)に会社を作って、その会社経由で日産の膨大な取引を行い、中抜きすることで、まさしく不正蓄財のためのスキームを確立していた容疑もあり、これを金儲けのセンスとするか、詐欺行為と認識するかは紙一重でしょう。いや、これは詐欺だ。中抜き分の費用は従業員の給与が減る、もしくは日産車の価格が上がることで最終消費者に計上されている。搾取の最たるものですね。年間10億円近く給与収入がありながら、まだ不正蓄財を試みる感覚がわからないのは私たちが庶民だからかもしれません。そんなにお金持って何するの?

藍綬褒章や法大名誉教授、早大名誉博士号、総理大臣表彰、大英帝国勲章ももらったことで、やはり人間の法治の及ばない存在であると自惚れたのでしょうか。不正蓄財に関してもこれは周りが許していたと言うか、そういう空気を作っていたのだろうが、それもトラップの一種だったりするんです。不正な蓄財に手を染めると、知ってる人は知っているわけでこうやって社内政治や国際的な駆け引きにどんどん利用されていく。悪いことをした事実は弱みになり、地位を吹き飛ばす爆弾になるから。一説にはアメリカの関与もある、ということで。なんせ東京地検特捜部はアメリカ政治中枢の影響力もあるようですから。中国と近づきすぎたフランス・ルノーへの天誅、という見方もできますよね。そうだとしたら、ファーウェイ叩きと同じノリです。

今回の脱走劇はまさに大犯罪者の大脱走。日本での正式な裁判を経ずして、国外に飛ぶ行為はまさしく高飛び。狡猾な資本家と、カネでなびくゴーンサポーターたちの醜悪さ。日本では金持ちが嫌われるのは、こういった、ほんとうにムカつく金持ちがいるからだと思います。お金を稼ぐとなんでこう、人は汚くなっていくのか、というのを感じている人はとても多いと思います。いいお金持ちもいっぱいいると思うんですけど。

さらに、ゴーンはNETFLIXと契約!またハリウッドプロデューサーとも面会するなど、今後、日本の司法との対決姿勢を明らかにしながら、どんどん独自のストーリーで今回の経験を二次利用していくものと思われる。どこまでもしぶといゴーンですが、国まるごと宣戦布告を受けた日本、これからどうする?

BB1100

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