コロナワクチン打ちたい?打ちたくない!?:新型コロナ・ワクチンについてのファクトフルネス

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ワクチン接種の大原則は「私たちが決める」ということです。またワクチンを打つ、打たないという選択によって、学校や職場で嫌がらせされたり、いじめられたりすることがはあってはならない、としています。これらは厚生労働省のページにも明言されています。じゃあ、どっちでも選んでいいというわけなんですが、自分で選ぶにしても、どうなんですかねぇ。なかなか難しい判断だと感じている人は多いんじゃないでしょうか。テレビでは打ったほうがいいって言ってるし、でも何となく怖いし…実はね、そんなに難しい話じゃないです。感覚や雰囲気ではなく、より強力なファクトで見ていきましょう。ファクトフルネスです!

■そもそも新型コロナって?

新型コロナ、流行ってますよね。もう、世界をひっくり返しました。で、1年以上ひっくり返されています。外出もできない、経済も動かない、仕事もなくなる、飲み会もなし…。なんでこんな世界になってしまったんだろう?って思っているそこのあなた。甘いですよ。ちゃんとファクトで見ていきましょう。

まず、新型コロナがどれだけ怖いか、もしくは怖くないか。結論から言うと「日本人にとっては」これはただの風邪です。つまり、こわい病気じゃないです。あなたも2~3年に1回はかかる、鼻水が出てだるくて熱が出る、でも死ぬことはないアレです。新型コロナでは肺炎で重篤化だの、サイトカインストームだの、味覚障害だの呼吸器云々ありますが、まんま風邪の症状です。普通の風邪だってこじらせればなります。インフルエンザの重症化についてのこういった論文があるように、べつに新型コロナでなくても、こじらせるとやばいんです。ただ、元気なあなたが風邪やら新型コロナやらをこじらせる確率、ましてや死ぬ確率はかなり低いです。

新型コロナの感染確率を見てみましょう。パンデミック初期に大騒ぎになったダイヤモンドプリンセス号のデータから、コロナ以前の普段の生活に近い環境で過ごした人たちの感染確率がわかります。クルーズ船で約3000人が過ごしていたわけですから、大声でしゃべりながら食事もするし密な状況もあればオープンな環境で過ごすこともあったでしょう。しかも時期的には冬。風邪が蔓延しやすい時期でもありました。そんな中、乗っていた人たち3618人のうち、コロナに感染したのは696人=19%でした。さらに、そこから症状が出た人は19%の感染者のうち約42%、つまり全体の8%に症状が出た、ということになります。逆に言うと真冬の2月に何も気にせず、マスク義務もなく、密も避けていないようなビフォーコロナの生活において4000人がひとつの建物で過ごした時に30人が風邪の症状が出る、みたいな感じでしょうか。ちょっと大規模な200人が働くオフィスで、そのうちの16人に、鼻水、咳、発熱など風邪のサインが出ていると。そういう状況でしょうか。まぁフツーですよね。クルーズ船の乗客は比較的高齢の方が多いので、これでも若干多めの割合だと思います。で、陽性者のうち1.4%の方(10名)が亡くなられています。これを多いとみるかどうか。ちなみに亡くなった方は全員70歳以上でした。

全体3711人のうち10人死亡ということは0.2%です。日本全体で1年間に亡くなる人の数は130万人ぐらい。率にすると全人口の1.1%程度です。

ちょっと冷静に考えてみてください。

ダイヤモンドプリンセス(以下DP)でコロナにかかって亡くなった人が10人います、と。その方たちはDP号で確かにコロナにかかったのだけれど、じゃあクルーズに出ずに近所で過ごしていた場合、死ななかったかどうかはわかりません。仕事やカラオケ、孫と遊んでいるときにインフルエンザもらって亡くなっていたかもしれないし、交通事故や、単に刺身をのどに詰まらせて亡くなっていたかもしれない。もちろん、死ななかった可能性もありますが、それはDPに乗っていて今回コロナで亡くなっていない人にも逆の理屈が成り立ちます。DPに乗ったことで、仕事場や集まりでインフルエンザ感染を避けられ、命拾いしている人がいる可能性もあります。

つまり、4000人が2週間をクルーズ船内で過ごすという環境の中で、しかも若年層が少ないグループにおいて死亡率が0.2%というのはそれほど大騒ぎするようなことではないです。これがもし、全体の10%の方が亡くなっていたりすると大惨事ですけどね。0.2%で騒ぐ騒がないの議論はとりあえず寝かしておくとして、だから「(日本人にとって)コロナはただの風邪」と言っている人は多いですし、実際その通りだとも思います。

…いやいや、じゃあなんでこんなにえらいことになってるの?テレビでもやってるし、医療崩壊も起きているし!超大変じゃん!と思ったそこのあなた、甘いです。自分でいろいろ調べましたか?

■PCR検査

新型コロナを判定する際に、PCR検査を使いますよね。2年前には誰も知らなかったワードです。PCR検査。で、このPCR検査って何?ってなりますよね。これがまたいろんな問題あるんですよね。

一言でいうと「信用できん」ってことです。

なぜ信用できんかっていうと、「新型コロナのウィルスを検知できるとは限らない」からです。そもそもPCR検査ってのは、特定の(今回だと新型コロナウィルスの)DNAの断片を、検査によって見つけようというものです。私たちの鼻の粘膜から取った液体(つまり鼻水)でPCR検査をして、新型コロナウィルスのDNAが見つかったらはい、あなたはPCR陽性!と判定されるわけです。

ところが、PCR検査ってーのはそんなシンプルなものじゃないようです。そもそも、鼻水の中にどれくらいのDNAが付いていると思います?飛んでいる花粉、インフルエンザウィルスや旧型コロナウィルス、ブドウ球菌やあなた自身の細胞の死骸、その他無数の常在菌の数々。もう、ホントに無数にいろんな微生物が人間の体にはくっついていて、もちろんのどの奥や鼻の穴の中にも山ほど住んでいます。で、それら微生物のDNAがばらばらと、そこかしこに、何の秩序もなく転がっています。

そんな中から新型コロナウィルスのDNAだけを見つけ出そうとするのですから、まぁ普通に考えて不可能です。新宿区の人ごみに潜んでいる犯人を何の手掛かりもなく見つけようとするようなものです。でも、そうは言ってられないので人間は工夫しました。新型コロナウィルスのDNAだけに色がつくようにして、ぱっと見で分かるようにしようと試みました。ただ、さっきも言いましたが無数にあるDNAの断片の中から、それこそ確率的にはちょっとしかないかもしれないコロナのDNAの存在を確認する作業は超大変です。なので、コロナDNAを見つけやすくするために、様々なDNAが混じりこんだ世界を全体を拡大コピーしまくるのです。そうするとコロナDNAも拡大コピーされるので色を付けたときに見やすいと。

でも、その手法が問題なんです。

コピーしまくると言いましたが、どれぐらいコピーするか。日本やアメリカでは40サイクル、つまり2の40乗回拡大コピーしているようです。2の40乗って、ざっくり1兆回ですよ1兆回。コピー用紙に確かになにやら小さな文字が印刷されている。よく読めないので拡大コピーしましょう。2-3回やってもよく見えないので思い切って1兆回やってみました。さて、何が見えるでしょうか。正解は何も見えません。細かい文字が拡大されると同時に、ほかのノイズ成分、ホコリとかコピー用紙の微妙な凹凸とかそういうものまで1兆倍に拡大コピーされて終わりです。

それから、新型コロナウィルスのDNA断片とインフルエンザウィルスのDNA断片の区別は結構ムズイそうです。だから、PCR検査の正確性はどう見積もってもざっくり最大50%くらい。PCR検査して陽性反応出たけどたぶん陽性、でも50%の確率で陽性じゃないかもっていうのが解釈です。つまりなにもわからんってことになります。

さらに新型コロナウィルスのDNAがかなり正確に(85%とかの高確率で)検知できたと仮定して、そもそもPCR検査は、鼻の粘膜に新型コロナのDNAのかけらがあるかどうかをチェックするだけの検査です。なので、そのDNAの持ち主が生きているのか死んでいるのか、ましてや体の中に入って(=感染)悪さをしている(発症)状態にあるのかなんてまったくわかりません。現行犯でもなんでもなくただそこにいた、というだけの状況証拠です。殺人事件が発生した最寄り駅に、コイツやったらやりかねんなーっていう町の不良がよく履いてた靴のソールのパターンと同じ足跡が防犯カメラに写ってましたと。それだけでその不良は殺人犯になるの?なりません。

だから、さっきのDP号で亡くなった10人も、もしかしたら実はただの風邪もしくはインフルエンザをこじらせてなくなっただけ、という解釈もできます。全員が新型コロナで亡くなったかどうかは疑わしい。

…そうなると、PCRって何?新型コロナウィルスに感染してるかどうかってどうやってわかるの?ってなりますよね?そこんとこ、突かれると痛いところなんですよね。じゃあ、コロナの脅威はどの数字で見る?感染率はPCRで検査するので前述のとおり微妙、死亡率は感染者数がそもそもわからんので微妙。ってなるとコレしかありませんよ。そう、一番わかりやすいファクト、超過死亡数です。

■超過死亡数

あんまり聞いたことない指標ですけど、例年、亡くなる人の割合は大体決まっています。で、その例年から予測できる例えば2020年の予測死亡数を基準に、じゃあ実際に2020年は何人(より多く)亡くなったかというのが超過死亡数です。

2020年は特に何もなかったですよね、コロナ以外は。戦争とかテロとか大不況とか、コロナ以外に人がたくさん亡くなりそうな条件は無かったと思います。なので、2020年の超過死亡数を調べて、この数字がたとえば例年よりも1万人とか増えていたらたぶん新型コロナによる死亡者数増で「これはやばい」ってなりますよね。で、結局超過死亡数はいくらだったか。日本は割と踏ん張った方なので+1000人?2000人…?調べてみると…減ってますやん!それも9000人以上。いやー、これは驚いた。こんなに大騒ぎしているので、もっとえげつない数字になっているかと思っていました。でもよく考えるとそもそも日本では毎年10万人が肺炎で亡くなってるから。肺炎は新型コロナだけでなく、インフルでもただの風邪でも、唾液を間違えて飲んだ結果、雑菌だらけの唾液が気管に入って肺が炎症ってのも原因になるから、その肺炎死の大きなくくりのひとつの要素として、新型コロナがあるだけって解釈がファクトに基づいた結果になる。(ただし、アメリカは超過死亡数が多いが)…とすると、なんだか新型コロナがちょっと違って見えてきません?少なくとも、私たち日本人にとっては、それほどビビり倒さなくてもいいように思えてきませんか?

ではなんで、世界中をにぎわせている新型コロナは日本ではパンデミックにならず、逆に言えば日本人は新型コロナに強いのでしょうか。

■免疫

新型コロナのウィルスはそこかしこにいます。そして間違いなくあなたも私も、一度は必ず吸い込んでいると思います。でもよく思い出してみてください。あなたの周りの人でコロナにかかった人、何人知ってますか?薄ーい付き合いの人、そのご家族も含めて近所の知り合いが50人いたとして、せいぜい3人ぐらいじゃないでしょうか。

先ほどのクルーズ船、ダイヤモンドプリンセス号に話を戻しましょう。約4000人がひとつの建物と言っていい、大きなクルーズ船で10日~2週間一緒に過ごしました。そのうち、コロナに感染したと言われている人は19%でした。そして8%の人が発症。クルーズ船の4000人はたぶんコロナウィルス吸い込んでますよね。少なくとも2000人は確実にウィルスに接触しているでしょう。

ですが普段、コロナに限らず、風邪やインフルも発症して初めて「あ、風邪ひいた」ってなるので、それ以外の人(咳とかくしゃみとか発熱とか症状が出ていない人)はたとえ体の中にコロナウィルスがいても、風邪がうつったと言わないと思います。

じゃあ、コロナウィルスを吸い込んでいるのに症状でない人の体はどうなっているのか?もうそもそも免疫を持っていた?…そうなんです。DP号の騒動の時はワクチンなんて当然ありませんから、コロナウィルスは私たちの体に標準装備されている「自然免疫」でフツーに処理され、何事もなかったように健康でいられたのです。

この「自然免疫」はなにもクルーズ船に乗っていた人たちだけが持っているわけではありません。あなたも私も、ちゃんと持っているのです。そして高齢者や、何か病気で体力が落ちている人、疲れている人、すなわちこの自然免疫のパワーが落ちている人が新型コロナにかかる=発症するのです。ただ、これは新型コロナに限りません。旧型コロナ=ただの風邪でもそうですし、インフルエンザも同様です。

なので、自然免疫を高めてさえいれば、風邪やインフルはおろか、新型コロナにもかからないのです。

アメリカやブラジルなどで新型コロナが猛威を振るっているのも、この「自然免疫」に原因があると考えられています。免疫力の源は腸であると言われており、この腸のコンディション次第で、自然免疫の強さが変わることがわかってきています。日本人の食生活は世界的に見てもかなり健全です。特にこの腸のコンディションにフォーカスしてみるとなおさらです。腸内環境を良くするために必要な要素は二つだけです。覚えてください。「発酵食品」「食物繊維」です。納豆などの発酵食品は腸内の良い細菌を増やし、野菜や海藻などにたくさん含まれる食物繊維はそれら細菌の餌になります。和食にはこれらがバランスよく含まれていますので、結果、腸内のコンディションが良くなり自然免疫がパワーアップする、と言うことです。

アメリカでコロナにかかって亡くなる方、とりわけ50歳以下の死亡者数のほとんどは貧困層の人たちです。アメリカの貧困層の食生活は日本からはイメージしにくいと思うのですが、ほとんどがハンバーガーやピザ、フライドチキン、それにコーラというまさしく「茶色のコンボ」で、安くておなかがふくれるいわゆるジャンクフードってやつです。ジャンクフードに含まれている栄養素はカロリー(炭水化物、脂肪)のみで、あとは少量のたんぱく質と大量の塩分ぐらいでしょうか。あれ、さっきの自然免疫のための腸内環境改善食、発酵食品は?食物繊維は??…そんなもん皆無です。したがって自然免疫の機能もズタズタで、そこにコロナのウィルスが入り込んでくると一気に重症化するのです。

また日本人のコロナに強い体質のトピックとして、腸内環境以外にも面白い説があります。まだまだ仮説の域を出ませんが、日本人の「酒に弱い(酔っぱらいやすい)因子」が作用している、とも言われています。酒に弱い=体内でアルコールを分解した後にできる猛毒のアセトアルデヒドをうまく代謝(=分解して無毒化)できないということなんですが、このアセトアルデヒドを代謝しないことでそのままウィルスや細菌を殺す薬として利用しているのではないかという仮説です。この研究はとっても興味深いです。酒に弱くなったのは「進化」である、と。そしてそれによって、東アジアは新型コロナウィルスからも守られている、と!…なのでこの仮説が正しいなら、自粛中に昼から酒飲んでるあなたは、とっても正しい行動をとっていることになりますw。

■で、結局ワクチンは必要?

この問いに関しては「各個人が決める」としか言いようがありません。これまでお話してきた「日本人にとっての新型コロナウィルスの脅威」と「コロナワクチンのリスク」のバランスを各個人で見定めて評価する、という1点につきます。冒頭にご紹介した厚労省からのメッセージ、接種は個人の判断、というくだりがすべてです。逆に言えば、国として手厚いケアしませんよ、ということでもあるのです。ワクチン接種して出た副反応への補償について、国は最大(=死亡時)で4420万円支給する、とありますが、これはそのまま安心材料になりませんのでご注意です。そんなもん、ワクチン打って亡くなったらすぐ4000万円払ってもらう!っていう前のめりな気持ちはわかるのですが、新型コロナワクチンを接種して4日後にその人が死亡した場合、それはワクチンのせいかどうかはわかりませんよね???って言われます。で、その因果関係を証明するのはまーホント気の遠くなるような作業であることは歴史が証明済みです。

新型コロナのワクチンについて話します。大事なポイントは以下のとおりです。

  • 新型コロナは、ワクチンも「超」新型=リスクは未知数、何かあった時の補償もないと考えた方がいい
  • 2021年4月現在、治験が続いているし、アメリカでは正式な承認が下りていない
  • 有効率95%にはトリックがある
  • 前述のとおり、日本人にとって新型コロナ自体がそれほどの恐怖か?
  • ただmRNAワクチンには現在の医療を劇的に進歩させる可能性がある!
  • その治験に参加する、という意義は大きい

まずはリスクから。これはテレビや新聞、週刊誌をはじめネットには山ほど情報出ていますよね。頭痛、発熱、倦怠感に始まり、血栓や麻痺、死亡例まで。何も考えなくてもただ「怖い」です。そして、コロナにかかる可能性の低い人たちがアメリカではこぞってワクチンを打ちまくっています。かなり重い副反応が起こる可能性のあるワクチンを、あまり深く考えずに打ちまくっている現状が最強に怖いです。なんでもっと調べてから打たないの?自分のからだ、これからの人生全般にかかわることですよこれ。

新型コロナワクチンは前代未聞の「超」新型ワクチンです。今までのワクチンはリアルなウィルスを体に注射して免疫に食わせ、こいつが犯人よと教え込ませることでそのウィルスをやっつける専門部隊(獲得免疫)を構成する方法だったのですが、今回のは違います。

まずmRNAという設計図を体の中に打ち込みます。で、その設計図を体の細胞に取り込ませると、細胞はコロナウィルスにとてもよく似た模型(=スパイクタンパク)を作ります。免疫はその模型を見て、あ、この模型の形をしたやつが悪者ね、と認識し、リアルなコロナウィルスが入ってきたときにも、やっつけるべき対象がわかる、というものです。どうです?とっても良くできたアイデアでしょう?

…なんですが、いくつか心配事があります。模型、という言葉を使いましたが、これ実はねー模型とはいえ体には害があるんですよね。というか、そもそもウィルスはある意味害がない存在で、体に入っても毒を出すわけでもなく、ただ「増える」だけなんです。増えるといっても自力で増えるような高等な生き物ではないので、私たちの細胞に入り込んで乗っ取る感じです。で、熱が出たり重症化したりってのは全部私たちのからだの免疫が過剰反応してるから起きることなんですよね。

例えるなら、街(=私たちの体)に何人かの宇宙人(=ウィルス)が入ってきて家を作り、元から住んでる近所の人(=私たちの細胞)と結婚して子供を産んで家族を増やして(=感染~増殖)いきましたと。それを見た昔からの住民(=免疫細胞)が「宇宙人を叩き出せ!」ってなって暴徒化し、さらにそれに加わるほかの仲間たちがより大きな暴動グループを作り、宇宙人の住んでいた家や集落をつぶしたり放火したりしているうちにその炎がガーっと燃え広がって、自分たちの街も焼け野原になる、という感じです。これが新型コロナで重症化(サイトカインストームが発生)するパターンです。要は、重症化の引き金を引くのも実行するのも私たちの自己免疫なのです。これ、めっちゃ重要なポイントです。

だから、体内で作った模型といえども免疫が過剰に反応してしまえば、熱出たり、だるかったり、死んだりするんです。つまり成り立ちは違えど、私たちの体を守っている免疫たちから見ると、ウィルスと体内で生産されるスパイクタンパクにそれほど違いはなく、どちらも異物なんです。で、その異物を処理する方法を学んで、獲得免疫をつけていくのです。問題は、その異物=模型=スパイクタンパクがいつまで体内で生成され続けるか、ということなんです。

仮に、スパイクタンパクが体内で2年とかの長期間生成され続けますと。で、ワクチンを2回、3回、さらに変異種に対応した違うバージョンのワクチンも打ちました、ってなると、体内ではいくつもの種類の異物でワサワサになり、免疫系もオーバーロードで過剰反応する可能性があります。もし免疫の暴動が激化すると、私たちの体の中で暴徒がいろんなものを攻撃し始めます。その反応として、発熱、倦怠感、血栓(戦いで死んだ細胞の死骸が固まった物)の発生、血栓が詰まることによる神経のマヒ・脳や心臓の停止を含む臓器不全、また長期的には自己免疫が自分のからだを攻撃する自己免疫疾患(=膠原病、糖尿病など具体例)の発生が懸念されます。

懸念される、と書いたのは、その辺がいまだ明らかになっていないからです。なので、ファイザーのワクチンは治験すら終わっていません(2023.4.6治験完了予定)し、そもそもアメリカでは緊急承認こそされましたが、2021年5月現在、まだ正式には承認されていません。

また、ワクチンのコロナに対する有効性についても知っておく必要があります。有効性95%というのはどういうことか。数字だけ見ればなんかすごいですよね。なんですが、95%の根拠は以下のとおりです。

  • ファイザーは43,500人を対象にワクチンの試験を行った。
  • ワクチンを接種するグループと、ワクチン有効成分の入っていない注射(プラセボ)を行った2つのチームに分けて実験開始。
  • ワクチン接種グループのコロナ感染率が下がっていれば効き目ある!
  • 結果、ワクチン接種グループの21,750人でコロナにかかった(=発症した)人は8人。
  • プラセボ(非ワクチン)グループの21,750人のうち162人がコロナにかかったそうな。
  • ワクチンを打ったことで発症者が(162-8)÷162=95%減少した!すげー!

ってことです。なんだ、やっぱりすごいじゃないか!と思いますよねそうですよね。では少し、見方を変えていきましょう。

  • ワクチン接種グループコロナ発症率:8/21750=0.037% ←低い!!
  • プラセボグループコロナ発症率:162/21750=0.74% ←低…いよね。
  • ワクチンによるリアルな発症改善度=0.74-0.037=0.7%…??

実際は0.7%の改善度でははないのか?あと、プラセボグループのコロナ発症率が0.74%ってことはワクチンを打っても打たなくても99.26%の人は新型コロナにかからんってことですよね。しかもこれはパンデミックが起こっているとみられるアメリカでの治験なので、日本でやるとさらにひとケタ感染率が低い可能性があります。

ただ、発症率も数年スパンで見ていく必要があります。上の実験がどれくらいの期間で行われたかはわかりませんが、接種後1か月観察しての結果だと仮定します。すると、ワクチン接種していない人が1か月で新型コロナに「かからない」確率が99.26%です。で、99.26%を12乗すると1年間コロナに「かからない」確率が出ます。計算してみると91.47%でした。同様に2年では83.67%、3年では76.54%。ふーむ。これはもうアレだ。ただの風邪だ。さらにマイナス面について、コロナワクチンにまつわる不安材料はあちこちで散見されます。※ご参考・コロナワクチンが効いてないかもという記事も書きました。

さて、ワクチンについて何となくわかってきたところで、ワクチンを接種する意義について考えていきます。

これはもう、mRNAワクチンというドラスティックな大革命に参加する!ということが最大の意義なのではないでしょうか。mRNAワクチンで病気に立ち向かうというアプローチは、ワクチンを作るときに実際のウィルスを使わず、化学的に合成したRNA(細胞の設計図)を使って、病気を治すという試みです。RNAを化学的に合成できるということは将来、どんな病気もこのmRNAワクチンで治せてしまう可能性を持っています。

おおよそ世の中の病気は、私たちの体の中で起きる細胞レベルでのバランスの欠如です。ウィルスが入る、有害な化学物質が入る、栄養が不足する、がん細胞が増える、などが起こった場合、私たちの細胞はなんとか正常状態に体を戻すべく活動します。その修正作業が行われているときに発熱し、咳が出て、痛みなどの症状が出ます。なので、細胞の動きをコントロールできれば、あらゆる病気を克服できる、と言い換えられます。

たとえばmRNAを使って、体内の免疫細胞に「がん細胞」の特徴を覚えこませます。すると、免疫細胞は訓練通りがん細胞を攻撃し、がんを消滅させるという魔法のようなことが起こります。

しかも、mRNAワクチンは100%化学合成可能なので、ウィルスを捕まえてきたり、それを培養する手間が一切いりません。つまり、とても安価にたくさん工場で製造することができます。実際、今回の新型コロナワクチンは1回分4000円と言われています。ちなみに最高額クラスの抗がん剤は3349万円だそうです。この歴史的な大革命に、治験(=未承認のワクチン接種)を通して参加できる=医療の革命的前進に寄与する、という意味は計り知れません。自分のからだだけが大事、少しの痛みも嫌だ!というのであれば、日本人にとって大したことない新型コロナのワクチンを打つ意味はリスクばかりでほぼないかもしれませんが、この革命に身をもって貢献する、という意味ではワクチン接種は有用であると考えます。でもまぁ、もしワクチン接種が嫌ならこちらを参考に拒否しましょう。あくまで接種の選択権は私たち個人にありますから。

■参考文献

BB1100

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